Audio Hijackで複数本のUSBマイクの音声を同時に録音する場合の注意点

Macで録音をする際、一度に一つのオーディオインターフェースを使うことが多いと思います。
オーディオインターフェースを内蔵したUSBマイクについても同様で、一度の録音に1本のUSBマイクからの入力を使うことが多いでしょう。

しかし、Audio Hijackを活用することで、1台のMacに接続した複数のUSBマイクからの入力を別々に同時に録音することができます。(サンプル単位でのシビアな同期は期待できないかもしれませんが、簡易的な録音には使えるでしょう。)

これは無保証で裏技的な方法ではありますが、うまくいけば複数人でのポッドキャストの収録で役に立ちます。

ただし、気をつけなければならないことは、少なくとも、複数用意するUSBマイクは異なる機種であることが必要だということです。
同一の機種のUSBマイクを複数、同じMacに接続しても、複数のUSBマイクのうち1本しか認識されないことがあります。
その場合、Audio Hijackを使っても、複数の音声の入力を同時に録音することはできません。

これは厄介な問題です。異なる機種のマイクでは、録り音の音質も異なることが予想されるので、音質を同じにしたいがために同じ機種のUSBマイクを複数本、同じMacにつないでしまうと、そのうち1本しか認識されず期待通りの録音ができない、ということが起こりえます。
マイクの特性に起因する録り音の音質を揃えたい場合は、USBマイクを使うのではなく、複数のマイク入力端子を持つオーディオインターフェースを1つ用意し、そこにUSB接続タイプではないマイク(XLR端子のマイクが多いでしょう)で同じ機種のものを複数つないで録音すると良いと思います。(この場合、Audio Hijackは不要です。)この方法なら、同じ機種のマイクでも問題なく録音できるはずです。

参考
Two identical USB microphones at once — is it possible?

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