2月27日(月)に放送されたNHK総合「プロフェッショナル 仕事の流儀」で歌人の俵万智が密着取材されていたのを観ました。
また、今日、3月14日(火)にも、NHK総合「クローズアップ現代」でも、現在の短歌ブームについて取り上げられていました。
私は以前、短歌に興味を持ち、自分でも短歌を詠んだことはあったのですが、最近はずっと遠ざかっていました。
しかし最近、NHK朝の連続テレビ小説(朝ドラ)で放送中の「舞いあがれ!」で、ヒロインの幼馴染が歌人になり、短歌が効果的に使われる話になっていて、それを見ていた私は漠然と短歌への興味をまた持ち始めました。
突然ですが、ここで私が思いついた一首です。
寝室の埃被ったストレージ
我詠みし歌眠りたりけり
テレビに映っていた俵万智は、方眼罫の紙の分厚いノート(縦書き)とWindowsのノートパソコンのWord(こちらは横書き)で短歌を記録しているようでした。
私も、過去に詠んだ短歌を古いハードディスクにテキストファイルで入れておいたのでした。
そして、それを最近になって久しぶりに発掘しました。
ここでまた一首。
コンセント抜けたディスクの磁気の中
埋もれたる歌息吹き返し
もちろん大したものではないのですが、自分で詠んで愛着があったので、見つけたときは嬉しかったです。
そのうち、次は姪が一升餅のお祝いをした頃に私が詠んだ歌です。
一歳(ひととせ)を待たず歩みし幼子の
力強き手餅掴みあげ
これからも思いつくままに短歌を詠み親しんでいこうと思います。